ウインナーとソーセージの違い
ウインナーとソーセージの違いと言っても、皆さんが一般的にイメージする「ソーセージ」は、「赤い袋に入っていてピンク色の魚肉ソーセージで、「ウインナー」は「シャウエッセン」などではないでしょうか。
JAS(日本農林規格)で定義されているのソーセージは、『牛や豚、鶏などの肉に香辛料を混ぜたものを腸に詰めたもの』とされています。
ウインナーはソーセージの一種なのです。また日本発祥の魚肉ソーセージは、JASの規格ではソーセージではないことになりますね。
では、ソーセージを細かく分けると、①ウインナーソーセージ、②フランクフルトソーセージ、③ボロニアソーセージなどがあります。
では、その3つの違いはケーシング(肉を詰める薄い膜状の袋)の違いや太さによって以下のように分けられます。
①ウィンナーソーセージ:羊の腸を使用したもの、又は製品の太さが20mm未満
②フランクフルトソーセージ:豚腸を使用したもの、又は製品の太さが20mm以上36mm未満
③ボロニアソーセージ:牛腸を使用したもの、又は製品の太さが36mm以上
となります。
またこれらの名称は、発祥した地名が由来になっています。
ウインナーソーセージは、オーストリアの「ウィーン」が発祥だと言われており、フランクフルトソーセージはドイツの「フランクフルト」、ボロニアソーセージはイタリアの「ボローニャ」を代表するソーセージということでこの名前がついたそうです。