これってナニ?この違いはナニ?素朴な疑問を解決!

「竜」と「龍」この違いは

「竜」と「龍」この違いは

 

「竜」も「龍」も『りゅう』と読みます。常用漢字の「竜」は「龍」の省略体とされていますが、意味合いはだいぶ違うようです。

 

皆さんもイメージ的には違いを感じていると思いますが、「竜」は西洋のドラゴンですね。一方、「龍」は年賀状のイラストでも時々見かけますし、中華丼ぶりにもこのイラストが描かれているのも見かけます。だいたい中国的なものを感じますね。

 

「竜」は西洋(ヨーロッパ、アメリカ)の神話における空想の生き物で、以下のような特徴があります。
・2本足で立つ
・背中に翼を持つ
・口から炎を吐く
・鋭い爪と牙を持つ
つまり皆さんが思い浮かべるドラゴンがまさにこれですね。

 

そして「龍」は、東洋の神獣・霊獣であり、姿は少し蛇に似た生き物を指します。見た目は鹿角を持つ大蛇ということになります。

 

太古から大蛇と龍が水の神であることが由来となっており、「龍」は聖なる生き物の象徴となっています。

 

それに対し、西洋の「竜」は悪の生き物・象徴とされているそうです。

 

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