これってナニ?この違いはナニ?素朴な疑問を解決!

雹(ひょう)と霰(あられ)の違い

雹(ひょう)と霰(あられ)の違い

 

お天気のニュースなどで時々「雹(ひょう)」が降るとか「霰(あられ)」降りそうだと聞くことがありますね。

 

この雹(ひょう)と霰(あられ)の違いは何なんでしょうか。答えはズバリ大きさの違いです。

 

雹(ひょう)や霰(あられ)は氷の粒なんですが、この粒の直径で名前が違ってきます。直径5mm未満が霰(あられ)といい、それ以上大きいものを雹(ひょう)といいます。

 

雹(ひょう)も霰(あられ)も発達した積乱雲の中で作られます。最初は小さな氷の結晶ですが、積乱雲の中で入り乱れている強い上昇気流と下降気流によって上下運動を繰り返し、雲の中にある細かい水や氷の粒が付着することで、氷の結晶は大きくなります。

 

ある程度の大きさになると、上昇気流よりも落ちる速度の方が大きくなり、氷の粒のまま、地表に降り落ちてくるのです。

 

直径5mmの氷の粒の落下速度は時速36kmにもなります。雹(ひょう)が発達してどんどん大きくなり、直径が50mmにもなると落下速度は時速110kmを超えてしまいますので当たってしまったら大怪我してしまいますね。恐ろしい!

 

雹(ひょう)が降りそうだと天気予報で言っていたら外出を控えましょう。

 

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