これってナニ?この違いはナニ?素朴な疑問を解決!

大葉とシソの違い

大葉とシソの違い

 

「大葉」は皆さんご存知ですよね。スーパーなどで売っていますね。まさ、お刺身にも大葉がついていますね。でも、おばあちゃんは「シソ(紫蘇)」と言っています。どう違うのでしょうか?

 

まず「大葉」とは、青ジソを葉の形状のまま使用する場合のみに使われる呼称です。食用の野菜として販売されるときに「大葉」と呼ばれるのです。

 

また、葉が縮れているものや赤いものは大葉とは呼びません。「大葉」として販売されるのは、縮れもなく両面緑色の青ジソの葉です。

 

一方「シソ」とは、シソ科シソ属の植物の総称のことをいいます。なかでも食用とされる「赤ジソ」と「青ジソ」のことを指しています。

 

元々、大葉という名称はありませんでした。1960年代に青ジソの葉を束ねて「大葉」の商品名で市場に出したのが始まりだそうです。それ以来、大葉の名称が一般的になりました。

 

「紫蘇ジュース」や「紫蘇ドレッシング」は、葉の存在感を無視して味や風味を楽しむことから、そのまま「シソ」と呼んでいるのです。

 

また「赤紫蘇」は梅干しの色付けなどに利用されています。大葉の定義からいうと色が違いますので、これも「シソ」のままの名称です。

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