これってナニ?この違いはナニ?素朴な疑問を解決!

「交番」「派出所」「駐在所」の違い

「交番」「派出所」「駐在所」の違い

 

まず「交番」と「駐在所」の違いですが、警視庁のWEBサイトでは、
『交番は、主として都市部に置かれ、警察官が交替で警戒活動を行っています。
駐在所は、原則として1人の警察官が家族とともに地域に居住し、地域の安全を守る活動を行っています。』
となっています。

 

そして「交番」と「派出所」については、単なる名称の違いだけです。もとも「交番」は、警察官が警察署から特定の場所に出向いて交替で立番する形をとっていました。そこで「交替で番をする所」ということから「交番所」と言われていました。

 

その後、明治21年に「派出所」、「駐在所」という名前で全国統一されましたが、警視庁創設当時の「交番所」という名称がそのまま「交番」という呼び名で残りました。

 

なお、「交番」という名称が市民の間に定着し、国際語としてもそのまま通用するほどになっていることから、平成6年7月に正式名称を「派出所」から「交番」に改めると同時に近年、来日する外国人の増加に伴い、「交番」とかかわるケースも多くなってきていることから、外国人にも分かりやすいようにローマ字で「KOBAN」と書いたシンボルマーク入り案内表示板を設置しています。

 

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